カナダ永住権、私にとって難しい理由は？ - 2020年に新たに導入されるプログラムを通じて学ぶ

子供の教育あるいは1～2年ほどカナダでの経験を作るためにESLコースを登録して学生ビザに入国したが、時間が経つにつれて子供がカナダに残りたい状況になり、いつも永住権の進行が可能な方法を探している様子を周りによく見られます。また、韓国を去る前には「カナダで学校だけを卒業すれば永住権だとなんとか解決されるだろう」のような漠然とした考えや期待どおり正確な検証もなく周辺知人、留学院あるいは移住公社の言葉だけ聞いて急いで韓国を去ってきたが、いざカナダに来て生きてだから学校を卒業しても永住権が保障されるわけでもないだけでなく、カナディアンにも難しい求職という大きな難関に再び封着することになります。

カナダ経済移民プログラムを大きく二つに見れば、「連邦プログラム」と「州政府プログラム」に分けることができます。連邦移民プログラムは、地域に関係なく、カナダ全域で同じように適用されるため、当然、どの地域でも申請が可能です。しかし、州政府プログラムは、各州が自主的に行う永住権プログラムで、週ごとに要求される資格条件がすべて異なるしかないのですが、一般的には当該州の雇用主からジョブオファーを受けたり、すでに就労ビザとして働いている場合、ほとんどの申請が可能です。州政府移民プログラムは、地域の均等な発展と、その州が好む人材を活発に誘致する目的を持っています。この点で、州政府移民プログラムは日々の種類が多様になり、受容人員も増える傾向です。

連邦移民プログラムと州政府移民プログラムの最大の違いは、州政府移民プログラムが連邦移民プログラムと比較して、英語、学歴、キャリア、年齢など、さまざまな条件で要求される資格レベルが著しく低いことです。したがって、本人の条件が平均的なレベルよりも非常に高い程度でない限り、ほとんどの人にとっては、州の移民が適していると言えるでしょう。したがって、州政府移民を申請するためには、本人が位置する地域または今後どの地域で永住権を進めるかを決定することが非常に重要な要素です。

カナダ政府は2019年の新規移民者誘致目標である330,800人を達成し、今後毎年10,000人程度の人員を増やしていき、2021年には350,000人の新しい移民者を収容することを計画しています。前述したように、カナダ政府は国家の均等な発展と移民者による人口増加と経済活性化を目指しています。しかし、州政府移民プログラムを通じて定着する移民者も大都市を好む傾向がはっきりしているため、疎外された小都​​市や外郭地域を管理するためにも、今後はこれらの場所に特化した移民プログラムがさらに多く施行されると予想します。

代表的に昨年公開された後、今年から本格的に施行されるRural and Northern Immigration Pilotプログラム（外郭北部地域移民臨時プログラム、以下RNIP）があります。 RNIPは現在、カナダの連邦プログラムのうち、カナダ全域にわたってコミュニティ別に運営されている唯一のプログラムです。資格条件を満たすコミュニティが連邦移民局にプログラム参加を申請し、そのコミュニティが必要な人材を募集できるように、コミュニティ別にポジションと雇用主を選別して申請者を募集することです。従来、連邦移民プログラムがすべて同じ基準を一括的に適用していたことに比べると、非常に新しい概念と言えます。

連邦から各主に、各州から小規模コミュニティに徐々にプログラム運営の主体を移すトレンドを通じて、カナダ移民国は全体的な枠組みだけ設け、詳細は各地域が必要と好む人材を誘致できるように自律権をより多く付与するポリシーの方向を知ることができます。これらの事項は、カナダ自由党が公約として掲げた Municipal Nominee Program（以下、MNP）でも明確に現れます。 MNPは文字通りプログラム運営の単位主体が自治体である移民プログラムです。カナダの国土は世界で2番目に大きいため、州政府移民プログラムでも各地域の詳細な要求を十分に満足させることができないという問題点があります。したがって、今では、各自治体単位でこれを補完するプログラムを実行したいことがわかります。具体的な規定と資格条件はまだ発表されていませんが、RNIPをモデルにしているだけに、年間クォーターも約5,000件程度を収容できると見込んでいます。

カナダ東大西洋地域の発展のために一時的に行われたAtlantic Immigration Pilot Program（アトランティック移民臨時プログラム、以下AIPP）は、過去3年間に成功裏に施行されてからさらに2年が延長され、2021年まで続く予定です。一般的に、RNIPとAIPPで要求される資格条件は厳しくなく手続き期間が短く、カナダ移民を考える人々の多くの関心を受けています。ただし、AIPPは施行序盤とは異なり、支援可能なプログラムに制限が生じ、海外経歴検証手続きも厳しくなり、手続き期間が長くなっています。これにより、移民プログラムは大部分の施行序盤に申請しなければ審査も早く、トリッキーさも少ないということがわかります。したがって、2020年に施行されるRNIPとMNPをさらに目に見なければならない必要があるのです。

カナダ経済移民プログラムの数は約80以上であり、今後さらに細分化され、多様になるでしょう。また、これまで見てきたように、今後は「地域」がさらに強調されるでしょう。自分がどこにいるかに応じて、より適切で可能性の高いプログラムはさまざまに見えるはずです。したがって、現在私がいる場所で永住権が難しいと思われる場合は、すぐに有利で適切なプログラムが可能な地域を調べ、専門家と相談して移動することを真剣に心配してください。