カナダ入国時のスマートフォンとUSB、ノートパソコンも検査対象

カナダに入国するには、空港などの国境で入国審査を受けなければなりません。

このような入国審査担当部署がまさにカナダ国境管理局（CBSA / The Canada Border Services Agency）なのに、入国目的が疑われる場合、個人の携帯機器と言えるスマートフォンやUSB、外付けハード、ノートパソコンなどもすべて検査対象になることができるあります。

もちろん、入国するすべての人がこれらの検査を受けるわけではありません。

しかし、入国審査の過程で入国目的を正しく表明しなかったり、疑わしい行動をするとき、嘘をついたり矛盾する話をするとき、入国審査担当者はまさに精密調査（Detailed Searches）に入ることになります。

精密調査は別の部屋や場所で行われますが、持ってきたすべての荷物の検査だけでなく、スマートフォンやノートパソコンなどデジタル電子機器に含まれた内容の調査も行われます。



プライバシーと個人情報の調査なので不当だと思われるかもしれませんが、疑わしい入国者に関するすべての情報を調査する権限をカナダ国境管理局は持っています。

調査の過程で通訳官が参加することもありますが、これらはすべて国境管理局所属職員なので韓国語を話す方といって、何らかのお願いをしたり、通訳以外の事項を助けてもらうよう要請することは無意味なことだけでなく追加的な疑いを招くだけです。

調査の過程でカカオトークやFacebookなどのSNS上に記載されている内容と入国目的が一致しない場合は、偽の陳述をしたものとみなされます。

また、その内容の中に麻薬密売や偽造書類などの内容が出たら、すぐにカナダの法律による処分が行われます。

また、ノートパソコンや外付けハードディスクに未成年者が出てくる動画やオーディオ物、アニメなどがある場合は、カナダ刑法163.1条の違反ですぐに拘束されます。

実際、毎年少なくとも1人以上の韓国人が児童淫乱物所持容疑で空港ですぐ拘禁され、カナダで裁判を受けています。