カナダの学生ビザの種類と主な拒絶理由

カナダの学生ビザの種類と主な拒絶理由
カナダの学生ビザは、勉強したい計画の真正性とそれを裏付ける書類だけを備えていれば、ほとんど承認されます。
しかし、計画自体に真正性が疑われる要因がある場合、または適切な書類が提出されていない場合は、意外にも拒絶の事例も多数あります。カナダ連邦移民部が学生ビザ審査で最も注意深く見るのは、果たして真実に勉強を目的としてビザを申請したのでしょうか。他の目的、つまり仕事をする目的や勉強後に不法滞在の可能性があるか、そのような情況(年齢、財政証明などで)を見せる申請書については厳しい審査をすることになります。
したがって、自分の年齢が一般的な観点から見て勉強をする年齢でない場合や、現在のキャリアや勉強した専攻と他の勉強をしようとするときは、審査者を説得するカバーレターが非常に重要な役割を果たすことになります。これはカナダ内で学生ビザを延長する場合にも同様です。
カナダの学生ビザは、カナダの移民法上、特に詳細な種類が分類されていませんが、実際のビザ用紙を見てみると、各ビザに違いがあることがわかります。
1. 高校以下のコースを勉強できる学生ビザ
ビザ用紙にこの内容が表記され、この学生ビザでは大学課程の勉強はできません。したがって、早期留学後に大学までカナダで勉強するには、新しい学生ビザが必要です。この場合、ほとんど未成年者なので、両親の財政支援能力の証明とカナダ現地のガーディアン書類が不可欠です。
2. 語学研修、ESL授業のための学生ビザ
大人で語学研修が目的の場合、本人または20代前半の場合、両親の財政証明書類が重要です。英語の駆使能力に対する向上を目的とするものなので、語学院も可能ですが、必ずビザ申請が可能と評価されているところでなければならず、教育機関の固有番号(DLI)が指定されています。
この学生ビザの特徴は、ビザの下部に記載されているコメントによく示されています。つまり、勉強する期間中は仕事ができないということです。大学付設ESLの場合、大学内パートタイムの仕事はできます。
3. 高校卒業後のコースでカレッジなど大学進学のための学生ビザ
この学生ビザは、ESL学生ビザと大きく比較される最高の条件の学生ビザと言えます。
このビザをお持ちの方に就学年齢のお子様がいる場合は、公立学校に無料で通うことができます。ビザ保有者は学期中は20時間まで、休暇中フルタイムで仕事をすることができます。だけでなく配偶者が一緒に入国する場合、オープンワークパーミットでどこでも就職が可能です。また、学生ビザ保有者は、学業修了後3ヶ月以内にPost Graduate Work Permitを申請することができ、就業期間中にキャリアで永住権を申請することができます。
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